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【腕時計】1960年代後半 シーマ グラフィック メンズ腕時計 自動巻き バウハウスデザイン ライトグレー文字盤 ステンレス CYMA Grafic Automatic Bauhaus

¥88,000 税込

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今回ご紹介するのは1960年代後半製造のシーマ・グラフィックです。

サイズ・スペック

サイズ(サイズ・スペックの規格に関してはサイズ規格ページをご覧ください)
縦:32.4㎜×横:26.2㎜
ラグ幅:17㎜
厚さ:9㎜

スペック
駆動方法:機械式(自動巻)
防水能力:非防水

ドイツのデザイン理論である”バウハウス”を忠実に体現する1960年代後半製造の時計です。
このグラフィックは、元々同じスイスメーカーであるDoxa(ドクサ)がリリースしたモデルで、Doxa、ernestborel そしてCymaの3社が共同設立したSynchron体制が始まる前後に2社で販売されていました。ケースの素材、文字盤のデザインが複数存在する面白いラインです。

Cyma Graficが誕生したのは、1960年代後半。この頃世界的にアールデコデザインに注目が集まっており、直線や曲線を多用した時計が多く打ち出されていました。デザインの流行は20年周期で回っていると一般的に言われており、アールデコとそれにルーツを持つバウハウスデザインはこの時代に脚光を浴びていました。


この個体を見ると分かりますが、時刻表示は至ってシンプル。時刻の読み取りやすさを一番に考えたレイアウトで、背の高い植字インデックス、バータイプの針、放射状のラインで構成されています。

一見シンプルで変哲もない時計に見えるものの、カレンダー位置はブランドロゴの対称に配置されていたり、インデックス上部に黒いエナメル塗装が施されている等々、時間を読むことだけでなく、美しさや対称性にこだわりを持った時計であることがわかります。単にシンプルなだけではなく、意味のあるデザイン。まさにバウハウス理論を具現化した時計です。

この個体に関しては以下のコラムで大変詳しく解説していますので是非ともご覧ください。

https://jwatchman.base.shop/blog/2024/06/05/232643


一般的にスクエア(角型)の腕時計は、角がある分余白が少なく、ラウンド(丸型)の腕時計よりも大きく見えます。そのためサイズ感には注意する必要があります。特に日本人は手首がスリムで、角型の時計は持てあましてしまうことが大半です。この個体は縦の幅が33㎜弱と非常にコンパクト。更に横幅もそれに近い大きさであるため、上品に着けこなすことが可能です。


こちらは専門の業者にてオーバーホール(分解清掃)を行った後の納品となります。納期を1.5ヶ月頂戴します。当店規定の半年間動作保証が付きます。詳しくは当店のInstagramもしくは、ご購入時にお渡しする保証書をご参照ください。

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